↑片足上げて、腰骨トントンの図。
かれこれ20日近く、私は腰の痛みとともに、骨の調整をしている。
足先から頭蓋骨まで、あらぬ方向に歪んでいるものたちのリリーシング。
あごの骨を動かすと腰の骨がひらいたり、左耳の奥の骨がぺりぺりみしみし音をたてたり、どこかを動かすとそれに伴い、いろんな骨が動くんだ。
骨だけのことではないけれど。
肉体を持ち合わせた時から、そうやって、いろんな風に歪めてきたことを実感している。あ~~~。奥の奥がこんなに歪んでいたなんて。
どこかの骨が動いても、どこかの骨が引っかかって、中々簡単には調和のとれた状態にならない。
根本のずれを補うために他をずらし、かぶせてかぶせて元の歪みが存在していないような錯覚を体験する。
肉体の世界はやっかいだなあ。
昨日運転しながら、ふと思った。
前の車に衝突したら、前の車はへこんでしまう。
ふわ~ん、ぽよ~ん。
と、ぶつかったとしても、何事もない柔らかい車だったらいいのにと。
地球はかたくて痛くて重たくて、損害のおこる体験をする星なんだな。
固めて硬くして自分を守る。
私の骨も柔らかかったら全然ちがうだろうな。
ふわふわで、柔軟で、へこまず歪まず、くるわない。
そんな世界で、私は生きてたい。
痛いの痛いのとんでいけ。
この私の肉体大改造はいつ終わるかな~。