透明度を上げる

水晶のリリーシングをしている。

濁って白くなっていた部分が消えて、透明になっていく。

中の亀裂や模様のようなものや、重なりがハッキリとに見えてくる。

もやっとしているものがなくなると、光の透過性が上がり、虹色に光る部分が増えていく。それを見ると、きれいだな。と思える。

 

中に何があっても何でもないんだ。でも、嫌なものやいいものがあると信じているから、それに色を付けて、色だけを見て、そのもの自体を見えないものにしてしまう。

そうするとどんどん本来のものが見えなくなって、スッキリしなくなっていく。

明確に明瞭にしたら気持ちよい。

不快なものにしている、濁りやモヤを取り除いていく。

 

透明になっていく水晶を見て、私も透明になりたいな~。

と思うのであった。

透明度を上げる。私のやっているリリーシングはそんな感じなのかもな。

 

水晶が透明になるために私は時間を使う。

こんなこと、他の人にとっても、私にとっても、何の意味も価値もないことなんだ。

見えていない中の様子が見たいから。だから透明にしてやるぞ~!それを全うしているだけのこと。

透明になったら何なんだ。なんでもないよ。ってことなんだ。

みんなそれぞれ、やりたいことはバラバラだ。

なにしてたっていいではないか。

 

写真だとわかりづらいけど、薄っすら写せた。

虹色、見えるかな~?

実物はもっともっとキラキラと、虹色だらけなんだぞ~。