できうるかぎりのさいこうち

リリーシング小屋の屋根を替えた。

車を買った。

そしたら、またすっからかんにお金持たずになった。

お金がないから、敷地を自力で整備した。

そしたら色々見えた。

 

私は、いつも、その状態を満喫する。

今できうる中で最高のことを選択する。

出来事の発端は思いつきなんだ。理由なんてわからない。わからなくても、後から、なるほどね。

と、全てに納得するのだ。

だから、なんで?

が要らない。

 

北の敷地の土留めをしたくなった。

ガーデンエッジという、丸太でできたかわいらしい土留めを買ったが、地下茎だらけで挿す気になれない。

お金はない。

今あるものは自分の力と、あまりある庭石たちと、ひま。活用するのだ。

お金持たずな力持ち仕様の土留めが完成した。

余は満足じゃ。

 

そこそこ重たい庭石を、持ち運べるようになった。そんな私の肉体の肉質はとてもふわふわになっている。笑える。

筋肉はいらない世界。楽ちんな世界。

 

お金があるときはお金があるなりの、お金がないときはお金がないなりの、できうる限りの最高値。それをする。やり残さない。

~だからできない、~だからできる。~のせいでできない。~だったらできたのに。

そんな風に、条件に左右されるスタンスを捨てたくなったらみちなしへ。

未満の世界を捨てようよ。